種類: 慶伊備瀬ボート(アンカリング)
ポイント:
チービシ ナガンヌ北~ランニングエッジ天気: 晴れ (気温: 31度)
波高: 0.3~0.5m
水温: 29.8度
平均水深: 16.6m
最大水深: 8.7m
透視度: 35m超
潜水時間: 44分
海況: ほとんど無し
タンク:
アルミ 10L
エア消費量水面換算値:
13.16 L/min
スーツ: 5mmシーガル(5kg)
バディ: 山下さん
ガイド: 吉田さやかさん(BLUE ZONE)
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透視度が良くて最高でした。どこまでも見える!
あまりにも見えすぎて、ドロップオフも見えすぎ。途中で
ランニングエッジというポイントの縁に行きましたが、あまりにも怖くて引き返しました。そうなんです、私は
深さ恐怖症です。
潜って直ぐに水中カメラが曇っていることに気がつきました。
まさかの
水没?と焦りましたが、ボート上で水につけずに日光に晒していたのが原因と悟りました。次回からはちゃんと水につけておきます。
というわけで、曇った写真シリーズ。左から
イタボヤの仲間?、名称不明の
ウミウシ、名称不明の
エビ類と
カニ類です。



久しぶりに
シロウスボヤの仲間(橙赤色タイプ)の写真を撮りました。左右は同じ個体ですが、違いが分かりますか?

そうです。左は普通の状態、右は私が触ったために共通排水口が閉じた状態です。
ホヤって一般的な硬いサンゴと異なり、動くんですよ。イソギンチャクっぽさがありますが、触っても大丈夫です。ただ、柔らかいので触る際には注意して優しくお願いします。
不思議なんですが、私が触ったのは右側の大きな群体です。しかも、注意深く触りました、左側に影響しないように。でも、左の群体まで収縮してしまっています。何故でしょう。もしかしたら、この2つの群落は地下茎で繋がっていて、お互いに緊急性を連絡し合っているもかもしれません。
ホヤには人間と同じように神経系も備わっていますので、そういう連絡は電気的にも内分泌学的にも可能だと思います。
ホヤって、やっぱり不思議な生き物です。
その後、ちょっと深めの場所で新しい
ホヤの仲間を発見。分類がまったく分かりません。今後調べて載せますね。取り敢えず、写真だけ載せておきます(↓)。

なかなか面白い、綺麗な
ホヤがいないチービシですが、最後の最後に発見しました。定番の
ユカリボヤ(縁海鞘)(推奨呼称)です。一般名ではなくて、私が勝手に付けた名称です。広めましょう。
慶良間もそうですが、チービシでも個虫が単独またはペアで存在していることが多いですね。万座や真栄田では群落を見ることができますが、慶良間やチービシでは単独(またはペア)でいることが多いです。この個虫も単独で、しかも1cmに満たない小さなものでした。撮るのが大変でしたが、とても綺麗に収めることができました。



さて、あっという間の2ダイブでした。楽しかった。今回は透視度が最高に良くて気持ちいいダイビングでしたよ。まだまだイケますので、今年ダイビングなさっていない方は沖縄までいらして下さい。