[目] マメボヤ目
[科] ヘンゲボヤ科
[属] ツツボヤ属
[学名] Clavelina moluccensis
[標準和名]-
【愛称】-
【推奨呼称】 スケルトンホヤ (骨格海鞘)
[性質] 群体安室島付近の平瀬で初めて見たホヤです。
体調不良でダイビング中だったので、それが吹っ飛ぶぐらいに興奮したのを思い出します。
鰓嚢に肋骨のような線が入り、薄黄色~淡い黄金色が綺麗です。
個虫表面の青い斑点もステキなコントラストがありますね。
このホヤを目撃したポイントは平瀬や久場島南、奥武島南などの比較的外洋に近い場所か、流れがある場所です。
水が綺麗で澱んでいない場所が生育場所なのでしょうか。
大きな島に近い場所(本当周辺や座間味島海岸寄り、渡嘉敷島海岸寄りなど)では見たことがありません。
基本的に群落形成をするようですが、1個体で広い面積にたくさん分布している場合もあります。
個虫が付着し、増生し始めの場所なのかもしれません。
群落周囲には他のホヤが同居していることが多く、今までに
ホシゾラボヤや
クロスジツツボヤ、
ワモンツツボヤが近くにいたのを確認しています。
ツツボヤの仲間でも、比較的ずんぐりした個虫で可愛いです。
ワモンツツボヤのようなほっそりした個虫ではありません。
スケルトンホヤの模様にも群落でわずかに差がありますので、近くのあるいくつの群落を写真に撮って比べてみるのも面白いですよ。


